送迎から調理までマルチにこなす、先輩社員のある1日

みなさんこんにちは。
前回ご紹介した伊東さんのルーティンワークはご覧いただけましたでしょうか。今回は昼から夜にかけて勤務している私のルーティンをご紹介します。
この記事を通じてみなさんに幅広く仕事があることをお伝えできればと思います。

伊東さんのある1日についてのブログはこちら>>>

13時　客室のチェック

清掃会社さんが清掃したあとの最終チェックをしています。タオルは必ず持ち歩き、少しでも水滴がついていたら拭き取るようにしていますね。髪の毛が落ちてないかも入念にチェックします。目を凝らしながら隅々まで見るので少し大変ですが、これもお客さまをお迎えする上でとても大切なことです。

詳しい内容は伊東さんの記事をご覧ください。

15時　休憩

休憩の時間は、スタッフが作ってくれるまかないを食べていますね。日によって違うメニューなので、出勤する時はいつも楽しみにしているんです。好きなメニューは親子丼です。他にも唐揚げなどはスタッフ人気が高いメニューです。手作りでとてもおいしいので、その後の仕事も頑張れます。

16時　チェックイン

カウンターでお名前等をお伺いし、そのあとお席に座っていただきお好きなお飲みものを飲んでいただきながら、お手続きをします。

チェックインの時に心がけていることは

・わかりやすく
・早く
・簡潔に

お伝えすることです。お客さまの中には長旅でお疲れ方もいらっしゃいますし、客室が楽しみで、すぐにでも部屋へ行きたいという方もいらっしゃいます。そんなときは、できるだけチェックインではあまり時間を取らないようにしていますね。
逆にリピーターのお客さまや、初めての軽井沢でスタッフとの会話を求めていらっしゃる場合は、ゆっくりと時間をかけておしゃべりしながらのチェックインを行います。

16時30分　お客さまの送迎

ロンギングハウスと軽井沢駅の送迎をしています。
完全予約制なので、ご予約いただいたお客さまをお迎えし、目的地へと向かいます。その際に大きな荷物などがあれば車に積むサポートもしています。

17時00分　『ワイン酒場。』の仕込み

チェックインの手続きをするフロントが少し落ち着いてきたタイミングで『ワイン酒場。』にて料理の仕込みをします。17時30分がオープンなので、それに合わせて準備をします。ホテルのチェックインを担当していたスタッフが、料理も担当しているのは少し驚きますよね（笑）
 
さまざまな仕事をするので、チーム編成によっては調理が不得意でも仕事の一環として料理担当に入ることもあります。誰が担当しても同じ味、同じ料理をお客さまに提供できるよう、しっかりとマニュアル化しています。
 
また、ロンギングハウスではお野菜がとても好評なんです。しかも、一般的なスーパーには並ばないようなピンクのじゃがいもや赤い大根など。その珍しさからお客さまからよくお声がけいただくので、事前にどこの農家さんから仕入れているお野菜なのかをチェックしていますね。

17時30分　『ワイン酒場。』にてお料理の提供を開始

カウンター席から私たちが料理をしているところが見えるので、お客さまからお声がけいただくこともあります。やっぱり自慢はお野菜ですね。お客さまからも「お野菜が美味しい」と直接伝えていただけるほどとても好評です。

実はあまり知られていないんですが、ワインのラベルもステキなんです。
ワインラベルの中には実際に収穫したぶどうの穂軸がくくりつけられているものもあれば、日本の花火をイメージしたものもあるんです。
 
取り扱っているワインにはどれもストーリーがあるので、ぜひ調理担当になった際は覚えていただきたい仕事のひとつですね。

チームで取り組むからこそ分担と環境づくりも大切

私自身、調理担当に入ることが多いですが、スタッフの中には久しぶりに調理に入るという人もいます。その場合は、スタッフに合わせた環境づくりを心掛けています。
 
例えば、ひとつのことに集中できるような環境を好むスタッフもいるので、調理に集中できるようにします。その間、私はお席のご案内や料理の提供、お会計や調理など全体の把握をしながら仕事に取り組む。このように周りをみながら分担して動くことは、仕事をする上で大切だと思いますね。
 
また、新入社員が入ってきた時には、『ワイン酒場。』の営業をしながら調理方法や配膳の仕方などをレクチャーしています。苦手と感じていても、一度やってみると「意外とこの仕事好きかも」と気づけることもあります。
 
学生時代に結婚式場で配膳のアルバイトをしていましたが調理の経験はありませんでした。しかし、ここで働いているうちに調理がすごく楽しいと感じて、仕事の中で1番好きになりましたね！
将来的には調理だけでなく、どんな仕事もこなせるようになりたいと思っています。